今年もあとわずかです

先月の日記では蚊に刺されたなんて言っていたのに。福岡も毎日寒い寒い

冬らしい日々になりました。かと思うと、もう今年もあと少し。やることが多過ぎて

焦る気持ちも然ることながら、そんな時期だからこそいつもより意識的に丁寧に

制作しようと努めています。

Imgp1705

材木屋さんにしばらく置かせてもらっていたウォールナット材を先日配達して

もらいました。小さな工房なのであっという間に材木置き場が埋め尽くされて

しまいました。この年末、年始にメインに使っていく予定の材料です。

Imgp1707

こちらは納品を控えた家具たち。子供用の椅子に、丸い畳座布団を収納する

ための箱です。どちらも同じお客様からのご要望で制作しました。アサメラという

ずっしりと重厚感のある材料を使用しています。

Imgp1712

そしてこちらはタモ材で制作したリビングボード。棚は可動式になっています。

明るいお部屋と白い壁紙が印象的なこちらのお宅、もともとあったタモ材の

テーブルに合わせてこの素材を選ばれました。高さのある家具なので、圧迫感

がないようにとフレーム状で背板のない形に打ち合わせて決めていきましたが

実際に置いてみると飾るものがよく映えて見えました^^

この家具を制作する際に、お客様のお宅に伺って打ち合わせを行ないましたが

お話しする中で印象的だったのは、生活用品を新調するときのワクワク感、でした。

私自身もそうですが、例えばお皿一枚、自分が気に入ったものが生活の中に加わ

ることで、ちょっとした幸せが生まれますよね、というお話。それが家具ともなれば

もっと大きな話です。インテリアを自分の好きなもので揃えていく、そのワクワク感が

どんなものかは私自身も知っています。そんな生活を潤す存在になり得るものを

自分自身が作リ出しているのだとあらためて実感した瞬間でもありました。いい意味

での責任を感じつつ、思いを込めつつ制作しました。この家具もまた愛着を持って

長く使っていただけるものになるといいなと思います。

Imgp1130

そしてそして。この寒い中でなんとも爽やかな写真。これは今年5月に行なった

ぶんぶく堂10周年のイベントでライブをしてくださった『こわ』のお二人の写真です。

そのお二人が来週の展示会の中で、20日の13時から約30分間クリスマスライブを

して下さる予定です。温かい飲み物もご用意してお待ちしておりますので、是非是非

お越し下さいませ。

1