2014.06.02 Monday
10周年記念イベント、無事終わりました
まずは、今回の展示場がどんなふうだったかというご報告までに参考写真を。
小物を販売する展示場の充実と、居住スペースで家具を見ていただくという新たな試み
をしました。今回間に合わなかった家具はこれから徐々に増やしていければと思って
います。展示場に関しては、毎回模様替えをしていきたいと考えていますので今回の記
録として、また見て頂けなかった方へのご報告として、写真を載せました。
『こわ』のお二人がライブをして下さるというイベント最終の土日は、二日間ともいいお天気
でした。蚊も少なくて、庭の緑のなかで歌を聴くという光景がなんとも心地よいひとときでし
た。こわのお二人のことを初めてぶんぶく堂で知った方が、今週末に行なわれるライブに
是非行ってみたいという話に。私も行かせていただきます!人と人とが出会う瞬間を目撃
できるというのは、イベントをする醍醐味なのかもしれませんね^^
こちらがそのお知らせです。チケットは残りわずかなようですので、興味のある方は
是非☆
ライブの始まる時間まで、ホームパーティー形式でランチを。高校時代の友人が夫婦で
営むお店『Cole』のオードブルを差し入れていただきました。どれも激ウマ[E:lovely]
そこに母が釜戸で蒸してくれたお赤飯に、畑でとれたジャガイモやそら豆など。ちょうど
お客さまの入りがとまったお昼だったこともありどれも本当に美味しくて展示会であるこ
とを忘れそうになりながら食べました。
姉夫婦からは、ぶんぶく堂のオリジナルチロルチョコをプレゼントでもらいました。こんな
ことができるなんてびっくりです。来ていただいたお客さまに、コーヒーと一緒にお出しし
ました。嬉しいプレゼントでした^^
その他にもお花やお菓子、お祝いの言葉などを本当に様々な方からいただきました。
中には関東からお祝いを送ってくれた友人まで。こんなふうに気にかけてもらえるなんて
なんてありがたいことでしょう。これまでの10年を振り返る、いい時間となりました。家族や
友人だけでなく、これまで来ていただいたお客さまからも数々のお祝いの言葉をいただき
ました。自分がどれほどの人に支えられてきたのか、あらためて実感しています。
我が家の愛犬ぺこちゃんも。たくさんの方に来ていただいて、もう誰に吠えていいのやら
途中から分からなくなっていましたが(笑)、工房を始めてすぐに飼い出したのでもうすぐ
彼女も10歳です。ぶんぶく堂と同じ歳。これからも元気で長生きしてもらわなくっちゃ。
大学の友人も、この機会に会いに来てくれました。彼女がぶんぶく堂で一緒に働いて
くれていた時代に受けた影響や刺激は、今の私のものづくりの根源になっていると言って
も過言ではありません。ゆっくりお客様として迎えるつもりが、ガンガン働かせてしまって
申し訳なかったのですが、リハーサルに来たこわのお二人の歌声も聞けたりして、とても
いい時間を過ごせたと思っています。どうもありがとう〜。
展示期間中、家族が手伝ってくれたおかげで、夫も私もいつもよりお客様とお話しする
時間を取ることができました。せっかく来ていただいても、商品の梱包やお金のやり取りだ
けで、ほとんど言葉を交わせないことがあると分かっていたので、お客様と話せる時間を
しっかり取れたことが、何より嬉しいことでした。
「自分は人見知りだと思っていたけれど、最近お客さまと話をするときに緊張しないで楽
しく話せるようになったよ〜」と父に話すと「そうか、それは、お前がおばちゃんになったと
いうことだ。」と。まぁそんな会話ひとつも含めて、幸せだなと思います。
数えればキリがなく、木工が出来ているのは、高校時代にこの腕力を鍛えて下さった剣道
部の先生のおかげだな〜とか、幼い頃から兼業農家で米を運んだことも良かったな〜と
か、そもそもこんなにも一途な図工好きを止めずに育ててくれた両親のおかげだな〜とか、
24歳で独立したいとかいう若い女を相手に、材木屋さんも機会屋さんも、親切だったな〜
とか。本当に数えきれないくらいの偶然と必然をたぐり寄せて線で繋いだ結果が、今、なの
だと思っています。
と、私ひとりがペラペラとしゃべっておりますが、夫の旋盤なくして今のぶんぶく堂はありま
せん。夫婦で同じ方向を見て行けるということは、何より心強くそして幸せなことだと思って
います。これからも好奇心旺盛にものづくりを、そして感謝して、そして精進して。
今後とも、ぶんぶく堂をどうぞよろしくお願いいたします。