ウォールナット!

9月末にウォールナットのダイニングセットとベッドを納品しました。

そのときに間に合わなかったスツールと、レコードジャケットを飾る

額を今日納品してきました。

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これは前回納品した際に撮ったもの。

今回納品したレコードジャケット用の額とスツールがこちら。

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額はマンションをリノベーションされる際に、ここに額を飾るためにビスを打ち込める

よう、大工さんに掛け合って下さっていました。

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前回納品した際の写真がこちら。

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そして今日。入れていただいたコーヒーと、壁には額も。写真では分かりませんが

素敵な音楽もかかっていました。照明も付いて、生活感が垣間見えるこういう写真、

私は大好きです。貴重な写真です。ウォールナットという木は、黒いのに部屋が暗く

ならないとてもいい材だと実感しています。今回納めたお宅の床はタモという木でした。

こちらのお宅では、家をリノベーションする前にウォールナットのテーブルを置くという

ことを決めていただいていました。それを基準に様々なことを決めていただいたそうです。

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参考までに。これは先月納めたタモ材で制作したダイニングセットです。このときの

床は杉材でした。床との関係も大事ですね。同じ人間が作っても、扱う材料によって

ここまで雰囲気が変わります。木の持つ存在感、何年経っても驚かされます。

頼んで下さったご夫婦は、納品までに何度もぶんぶく堂の展示会にも来て下さいま

した。お話しすればするほど、お二人の素敵な人柄や仲の良さが伝わってきて、家具を

つくるときにも大きな力になっていた気がします。ものを作る仕事は、一見人との関わり

が少ないようにも感じますが、今回のように何度かお話しできてものをつくる際には

その人たちのことを考えながら進めていくことができます。ブログには以前も書いた

ような気がしますが、心を込めるということが、こういうことなんじゃないかと最近思う

ようになりました。もちろん、今回のようにどういう方に使って頂くかを毎回知れるわけ

ではないのですが、自分のできる限りで使われる場面を想像すること、が大事なこと

だと思っています。

涼しくなってとてもいい季節。毎年秋になると工房でも無性に音楽を聴きたくなります。

コーヒーがとても美味しく感じる季節でもあります。普段なかなか会えない友人は元気

かなぁと思い出したりします。夕焼けも、稲刈り前の田園風景も綺麗で、大好きな季節

です。年末に向けて仕事も慌ただしくなる中、元気を蓄えておきたい季節ですね。

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